ONE DAY社員の一日

当社で活躍する若手社員の様子をご紹介します。

技術社員

技術職

関西支社 四国支店
2015年入社  /  生物資源科学部卒

入社3年目までは主にドローンを用いた業務に従事し、日本全国の支店に出張して調査を行っていました。4年目からは四国支店に転勤し、地すべり調査やGIS解析、設計業務を担当しています。地すべり調査では、自然災害で崩壊した現地を踏査して現状把握し、様々な機器を用いて地下水や地表・地中の動態観測を行います。そして、観測データを基に最適な対策工を検討し、設計図を作成します。

技術社員の1日

8:30

崩壊地の現地踏査

崩壊した斜面の現況を把握するため、現地踏査を行います。崩壊の規模や亀裂の有無、湧水が確認された位置や現地の地質など、現場でみられた変状をカメラで撮影し、事前に用意した図面に書き込んでいきます。広範囲を歩き回るのは大変ですが、この現地踏査で得た情報は、今後の方針を決める上でとても重要になってきます。

技術社員の1日

11:00

観測機器の設置

地下水や地表・地中の変位を観測するため、観測機器を現地に設置します。定期的かつ長期的に観測することで、地すべりの活動の有無やすべり面深度、変位が確認された時期などを推定します。また、これらの観測データをとりまとめて発注者へ報告し、現在の進捗状況や今後の予定、確認事項の共有などを、こまめに行います。

技術社員の1日

13:00

ドローンによる空中写真の撮影

現場が大規模であったり、全景写真が欲しい場合などには、ドローンを飛ばして写真を撮影します。入社当初はドローンの知識や操作経験が全く無い状態でしたが、今では写真の撮影だけではなく、写真を合成して3次元モデルを作成し、崩壊地の地形図作成や差分解析まで行えるようになりました。

技術社員の1日

16:00

踏査結果のとりまとめ

事務所に戻ったら、現場で撮影した写真の整理や、手書きした図面のデータ化を行います。長期間かつ複数の業務を同時進行で取り組んでいるとデータ量も膨大になるので、その都度こまめに整理していきます。また、これらのデータは最終的に成果報告書として発注先へ納品するので、ミスが無いよう何度も確認します。

技術社員の1日

気心知れた同期

同期社員は十数名いますが、全員所属部署が違うので頻繁には会えませんが、一緒に旅行したり、研修などで会うと飲みに行ったりします。同期同士だからこそ話せる仕事やプライベートの話、新人の頃の思い出話など、話し出すとネタは尽きません。全員タイプが違って個性的なので、話していて気が楽ですし、楽しいですね。

技術社員の1日

休日はドライブや旅行で気分をリフレッシュ

写真を撮るのが趣味なので、気になったスポットや美味しそうな食べ物を求めてドライブすることが多いです。旅行も好きなので、有給休暇を使って国内や海外旅行に行って、気分をリフレッシュしています。他にも、最近は映画館で映画を見るのにはまっていて、週末の夜にレイトショーで静かに映画を見るのも楽しいです。

技術社員

技術職

関西支社 神戸支店
2018年入社  /  理学部理学研究科卒

1年目は、主に工事現場での施工管理を担当し、2年目~現在に至るまで調査・設計業務をメインに担当しています。5年目になりますが、調査業務の主担当として業務計画書の作成から実際の調査、予算管理、最後の報告書作成・納品まで一連の業務を担っております。各種対応について、まだまだ完璧とは言えないので上司に助言やサポートしてもらいながら業務を進めています。

技術社員の1日

9:00

構造物基礎調査のための各種原位置試験

構造物基礎調査では、ボーリング削孔だけでなく、様々な原位置試験を行います。地盤の水平方向の強さを知るために孔内水平載荷試験を行い、地下水調査のために湧水圧測定や電気検層を行います。各種試験結果は、その後の設計や施工時に必要な地質情報として報告書にとりまとめます。

技術社員の1日

11:00

現地踏査(2期線構造物基礎調査)

現地踏査に先駆けて調査範囲の地形判読および1期線調査時の既存資料の文献調査を行います。判読結果や文献調査結果を基に橋梁やトンネルなどの構造物の基礎となる地質を現地で確認していきます。地すべり・崩壊だけでなく、断層や湧水など様々な地形・地質情報を整理して報告書にとりまとめます。

技術社員の1日

14:00

コア判定会

ボーリング削孔が完了した孔からコア写真撮影、柱状図の作成、土質の区分の作成等を行います。構造物基礎調査では、その後、発注者立会いの下で作成した土質区分図や柱状図を基にコア判定会を行います。ボーリング本数が多く、調査範囲も広いため、すべてのボーリング孔で注目点や判定基準等を統一しておく必要があります。

技術社員の1日

16:00

日々の進捗作成とデータ整理

その日の作業終わりに発注者提出用の日々のボーリング調査結果および社内回覧用の進捗を作成しています。日々の進捗作成および回覧により、発注者との円滑なコミュニケーションを図ることができ、社内でも迅速な情報共有が可能となり、上司から受けた助言等を翌日には、現場で作業員含め共有することができます。

技術社員の1日

社内部活動や自転車イベントに参加

社内部活動として、野球部に所属しています。入社時は、関東のチームに参加していましたが、最近は関西のチームも立ち上げて、練習会を行ったり、試合に参加しています(最近は、コロナで試合はありませんが・・・)。また、関西支社圏内で希望者を募って、ロードバイクで淡路島一周イベントにも参加しました。

技術社員の1日

休日はサイクリングや登山へ

GWの長期休みを利用してロードバイクで四国一周したことが印象に残っています。休日も体力的に余裕があれば、ロードバイクでよくでかけます。現場が主に山ですが、休日もよく登山に行きます。阿蘇山や大山、六甲山など西日本の山が多いので、今後は東日本の山にも挑戦しようと思います。

技術社員

技術職

関西支社 大阪支店
2020年入社  /  理工学部卒

現地踏査、ボーリング管理、地すべり現場の観測や点検、機器の設置や補修、アンカーや集水井の維持管理の業務に携わっています。豪雨災害対応の応援で熊本へ行ったこともあります。入社当初は現場経験が全くなく、斜面を歩くだけでも莫大なエネルギーを使いましたが、上司や先輩のサポートの基、現在は現場作業の主担当をすることがあります。

技術社員の1日

8:30

RKY活動

リスクアセスメント危険予知活動のことで、作業前に全員で実施します。今日一日の作業内容の確認と作業するに当たっての危険ポイントを挙げていき、危険度の評価を行います。落石や滑りやすい斜面などの地形的な条件や、熱中症や降雪、落雷などの環境的な条件など、日々、現場毎にあらゆる危険に気を付けなければなりません。

技術社員の1日

9:00

ボーリング管理

調査地の地質の変化を確認していきながら掘削を終了する深度を判断し、発注者と実施作業数量の確認を行います。また、急傾斜地や道路・民家が近いところでの作業も多いので、安全に作業を進められるように、資機材の運搬や足場の仮設、機械の操作状況など、すべての工程を管理することも大事な任務です。

技術社員の1日

13:00

コア写真撮影・コアチェック

掘削して箱に納めた試料を写真で記録します。地質の状況が明確にわかるように、コア表面を洗い、歪みや暗い部分がないように画角や光の調整を行ってから撮影します。コアチェックでは、見た目の色の違いや粒径の変化、亀裂の有無、押したり叩いたりしたときの音や感触などを観察・記録していき、地質区分やすべり面の推定を行います。

技術社員の1日

16:00

データ整理

現場で撮影・取得した写真や図面にメモした事柄、観測データなどをPC上でまとめます。上司と相談しながら、打合せ資料や報告書の作成に向けて整理をしていきます。施工管理や地すべり解析の専用ソフトを使ったデータ解析やGISやCADを使った図面作成に携わっています。慣れない作業は時間がかかりますが、経験を積み重ねて作業効率を上げる努力をしています。

技術社員の1日

支店内外でのコミュニケーションを大切に。

大阪支店は人数が多く、明るく楽しい人ばかりなので、お酒を飲むときも盛り上がります。また、時々、支店の倉庫の柱で懸垂をしたり、縄跳びをしたりと、体力づくりとして体を動かすこともあります。他にも、他支店の方と野球をしたり、卓球をしたりして、親睦を深めています。

技術社員の1日

仕事以外もアクティブです。

仕事を早く片付けられた日は、お酒を飲みに行ったり、家で料理をしたりします。休日はカメラを持って出かけることが多いです。電車に乗ったり船に乗ったり…。花や大自然を撮るのが好きです。仕事では山によく行くので、休みの日は海を見てのんびりしていることもありますよ。