BUSINESS事業紹介

山から海まで
都市部も含めた幅広いフィールドで仕事をしています。

斜面防災分野

台風、集中豪雨、大地震などの自然災害が発生しやすい日本では、それらに伴う斜面崩壊などの被害から逃れることができません。とくに近年の異常気象によって、災害は同時多発化・大規模化する傾向がみられ、これまで以上に警戒が必要になっています。
がけ崩れや土石流、地すべりなどの土砂災害は、すさまじい力を持った土砂が流れ込み、一瞬にして多くの人命や住宅などを奪う恐ろしい災害です。これら土砂災害が発生するおそれのある危険箇所は日本全国で約53万箇所存在します。私たちは、創業当時から日本中の災害に向き合い、様々な対策を検討してきました。
豊富な知識と確かな技術をもって、自然斜面及び人口斜面で発生するあらゆる土砂災害に対して最適な調査・対策の設計を行っています。

治山・林道分野

日本は国土の約7割を森林が占める自然豊かな国です。森林は多様な生物が生育できる環境の提供や、光合成によって二酸化炭素を吸収することで地球温暖化を防止する、さらには樹木が根を張り巡らすことで土砂の崩壊を防ぐ等の働きがあります。森林の多面的な機能を発揮するために適切に整備・保全する事が必要です。私たちは防災と自然環境の保全を重視した治山・林道技術を追求し、安全・安心で住みやすい地域づくりに貢献しています。

河川・砂防・海岸分野

日本列島は周りを海に囲われていると共に、一年中雨が降る水が豊富な環境にあります。そのため、気象状況の変化にも柔軟に対応していく事が求められています。集中豪雨による洪水・浸水、台風や地震による高潮・津波など、災害を防止する河川整備・海岸環境整備に向けた技術サービスを提供しています。

コミュニティ防災分野

近年の大規模な災害からハード対策にも限界があることが明らかになってきました。災害から命を守るためには地域に応じたソフト対策が重要であり、地域コミュニティが担う共助の役割が見直されています。
災害時に助け合える仕組みづくり、地域の特徴を盛り込んだ地区防災計画の作成支援など、防災のソフト対策についても全国的に取り組んでいます。

EVAG

環境・緑化分野

私たちは「土と水と緑」の技術を基本とし、地球環境保全という視点から、緑化、土壌汚染・水質汚染、放射性物質調査などに対して様々な調査技術・改良技術を開発してきました。
特に緑化では植物を生育し目標とする効果が発揮されるまでに時間が必要です。維持管理手法の検討も含めた緑化のトータルサービスを提供しています。

フジミン

地盤環境分野

自然災害リスクに対するソフト・ハード対策のいずれにおいても、地盤の特性を踏まえた対策を講じる事が大切です。現地調査をベースに、ボーリング調査、物理検層等により地質構造を総合的に判断することで、災害発生のメカニズムや地下水の流れを把握し、対策計画の立案をお手伝いします。