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国土防災技術株式会社

 
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2022.01.27

独立行政法人国際協力機構(JICA)と覚書を締結しました。

 2022年1月26日、独立行政法人国際協力機構(以下、JICA)本部にて、「グアテマラ持続可能なコーヒーバリューチェーンモデル構築に係る 情報収集・確認調査」への連携に関する覚書を締結しました。

 世界有数のコーヒー生産国であるグアテマラでは、コーヒーは主要な輸出品です。しかし、生産者の多くは小規模経営で収入が不安定で、農薬や肥料の散布に関する十分な知識の習得が困難であるため、コーヒーの生産性低下やコーヒーの木の枯死が発生するといった様々な問題により、離農する農家が増えています。また、コーヒー精製に伴う産業排水は十分な浄化処理がなされないまま河川に放流されており、環境汚染の問題も顕在化しています。JICAはこれらの問題を解決するために、当社と連携し持続可能なバリューチェーンモデルの構築のための実証実験を行います。

 本調査において、当社は高濃度フルボ酸含有の植物活性剤「フジミンⓇ」を提供し、以下の協力します。
  ・現地パイロットサイトにて、フジミンⓇを使用した土壌改良とコーヒーの木の生産性改善の効果測定
  ・現地パイロットサイトにて、フジミンⓇを使用した廃水の浄化作用の効果測定
  ・現地での適用可能性の検証に必要な情報を収集し、JICAと共同で検証

 当社の「土と水と緑の技術」を活かし、グアテマラのコーヒー産業の発展に寄与するとともに、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献していきます。

    
署名式の様子                高濃度フルボ酸含有の植物活性剤「フジミンⓇ」
(左からJICA中南米部担当理事 井本佐智子氏、
当社代表取締役社長 相川裕司)

本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
フジミンⓇの詳細は、こちらをご覧ください。
本調査の他にも、JICA事業を通じてパラグアイの農地改善にも取り組んでいます。詳細は、こちらをご覧ください。